引き寄せられた本/峠とアナキズムと


峠探訪が趣味なので、峠に関する本は積極的に集めています。松本健一氏が「峠をめぐる日本人の概念」という一章を書かれていることを知り、古書店から購入しました(「風土からの黙示/大和書房/1974年)。
「峠」繋がりでは中里介山柳田國男の章もありますが、基本的には日本のアナキズムについての評論集です。アナキズムといえば、クロポトキンの自伝でも読もうかと、少々珍しい?黒色戦線社版(大杉栄伊藤野枝選集)を入手したばかりでした。
偶然にもアナキズムの本が続いてしまいしたね。何かの因果なのでしょうか?この偶然を大事にしてみましょう。よって秋の読書はこの2冊から始めることにしました。